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■ニュース!NEWS! 
2018フランス映画祭横浜 FESTIVAL DU FILM FRANCAIS AU JAPON 6月21日(木)~24日(日)
新作フランス映画12作品を一般公開に先駆けて上映!
オープニング作品は『最強のふたり』監督コンビが送るコメディ『セラヴィ!』



フランソワ・オゾン監督『2重螺旋(らせん)の恋人』

■「フランス映画祭」が13年ぶりに横浜に戻り、6月21日(木)~24日(日)の4日間、横浜みなとみらいホールほかで開催される。(関連記事)
出演俳優や監督らが今年も来日し、フランスの新作映画12本が上映される。(その後長編2本と短編1本が追加)
オープニング作品は『最強のふたり』のエリック・トレダノ監督×オリヴィエ・ナカシュ監督がふたたびコメディに挑戦した『セラヴィ!』。ほかに『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督がヌーヴェルヴァーグのジャン=リュック・ゴダール監督の私生活を描いた『グッバイ・ゴダール!』、フランソワ・オゾン監督の新作『2重螺旋(らせん)の恋人』、アンヌ・フォンテーヌ監督『マーヴィン、あるいは素晴らしい教育』など。作品のラインアップは以下のとおり。

<公式サイト http://unifrance.jp/festival/2018/>                                      (2018年5月4日 記)


『セラヴィ!』LE SENS DE LA FETE        会場:横浜みなとみらいホール
『最強のふたり』監督コンビが送るコミカルな人生賛歌

■“引退”が頭をよぎるウェディングプランナーのマックスにある日、17世紀の城が会場となる豪華絢爛な結婚式の依頼が舞い込む。完璧な式を演出しようとあらゆる準備を整えて当日を迎えるが、集まった助っ人たちはド素人ばかりで珍事が次々発生する。
監督:エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ
出演:ジャン=ピエール・バクリ/ジル・ルルーシュ2017年仏国(117分) 
配給:パルコ  7月6日(金)~渋谷・シネクイントほか一般公開
© 2017 QUAD+TEN / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / PANACHE PRODUCTIONS / LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE

『顔たち、ところどころ』VISAGES,VILLAGES   会場:イオンシネマみなとみらい
ヴァルダ監督とアーティストJRによるロードムービー風ドキュメンタリー

■女性監督の先駆者アニエス・ヴァルダとストリートアーティストのJR(ジェイアール)。撮影当時88歳と33歳のふたりがフランスの田舎を旅しながら市井の人々と接し、作品をいっしょにつくり残していくロード・ムービースタイルのドキュメンタリー。
監督/出演:アニエス・ヴァルダ/JR(ジェイアール)
2017年仏国(89分) 配給:アップリンク
9月、シネスイッチ銀座/新宿シネマカリテ/アップリンク渋谷ほか一般公開
© Agnès Varda – JR – Ciné-Tamaris – Social Animals 2016.
『子どもが教えてくれたこと』ET LES MISTRALS GAGNANTS
                        会場:イオンシネマみなとみらい
毎日を懸命に生きる難病の子どもたち。フランスで23万人が見た感動作
■アンブル、カミーユ、イマド、シャルル、テュデュアルの5人の子どもたち。彼らに共通するのはみな病気を患っているということ。治療を続けながらも毎日を精一杯生きる子どもたちを追った珠玉のドキュメンタリー。
監督:アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン
出演:アンブル、カミーユ、イマド、シャルル、テュデュアル
2016年仏国(80分) 配給:ドマ 7月14日(土)~シネスイッチ銀座ほか一般公開
©️Incognita Films – TF1 Droits Audiovisuels
『2重螺旋(らせん)の恋人』L'AMANT DOUBLE  会場:イオンシネマみなとみらい
双子の精神分析医との背徳の愛を官能的に描く、極上の心理サスペンス。
■原因不明の腹痛に悩まされるクロエは精神分析医ポールのもとを訪れる。穏やかなカウンセリングで痛みから解放されたクロエは、ポールと恋に落ち同居を始める。ある日、ポールそっくりの男と出会うが、彼は双子でしかも同じ精神分析医だった。
監督:フランソワ・オゾン
出演:マリーヌ・ヴァクト/ジェレミー・レニエ/ジャクリーン・ビセット
2017年仏国(107分) 配給:キノフィルムズ 
今夏ヒューマントラストシネマ有楽町ほか一般公開
©2017 – MANDARIN PRODUCTION – FOZ – MARS FILMS – FILMS DISTRIBUTION – FRANCE 2 CINÉMA – SCOPE PICTURES / JEAN-CLAUDE MOIREAU

『See You Up There(英題)』AU REVOIR LA-HAUT 
                        会場:イオンシネマみなとみらい


セザール賞5部門受賞、仏国で150万人動員のヒット作。帰還兵2人が企てた詐欺とは
■ブラデル中尉から不条理な攻撃命令が下がり、エドゥアールは頭に重傷を負う。家族に会いたくないという彼の戦死偽装をアルベールが手伝い、戦後パリに戻ったふたりは共同生活を始めるが、ブラデルが財を築いていることを知り、ある壮大な詐欺を計画する。
監督/出演:アルベール・デュポンテル
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート/メラニー・ティエリー
2017年仏国(117分) 配給:キノフィルムズ 2019年一般公開予定
© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA
『グッバイ・ゴダール!』LE REDOUTABLE      会場:イオンシネマみなとみらい
女優のアンヌ・ヴィアゼムスキーが書いた夫ジャン=リュック・ゴダールとの私生活
■アンヌ20歳、ゴダール37歳。ゴダール映画の主演女優として彼の妻として、時代を駆け抜けた少女のあの頃。アンヌ・ヴィアゼムスキーの赤裸々な自伝的小説を『アーティスト』のアザナヴィシウス監督が描いたセンセーショナルな1作。監督:ミシェル・アザナヴィシウス
出演:ルイ・ガレル/ステイシー・マーティン/ベレニス・ベジョ
2017年仏国(108分) 配給:ギャガ 7月13日(金)~新宿ピカデリーほか一般公開
© LES COMPAGNONS DU CINÉMA – LA CLASSE AMÉRICAINE – STUDIOCANAL – FRANCE 3.

『MEMOIR OF PAIN』(英題)LA DOULEUR   会場:イオンシネマみなとみらい


激動の時代を生きた作家マルグリット・デュラスの愛と苦悩の物語
■ナチス占領下のパリ。若く優秀な作家デュラスは、夫とともにレジスタンス運動に加わるが、夫はゲシュタポに逮捕される。彼を取り戻すために協力者の力を借り危険に身を投じることを決意する。しかし愛する夫の不在はパリの解放後も続く。
監督:エマニュエル・フィンケル 出演:メラニー・ティエリー/ブノワ・マジメル
2017年仏国(127分) 配給:ハーク 
2019年2月渋谷・Bunkamura ル・シネマほか一般公開
©2017 LES FILMS DU POISSON – CINEFRANCE – FRANCE 3 CINEMA – VERSUS PRODUCTION – NEED PRODUCTIONS

『REVENGE リベンジ』REVENGE        会場:イオンシネマみなとみらい


各国映画祭を驚かせた、ひとりの女性の怒りに満ちたリベンジ
■リチャードと不倫関係にあるジェニファーは彼の別荘で甘い休日を過ごすはずだったが、狩猟仲間たちが現れ、辱めた挙句に崖から突き落とす。しかし彼女は死んでいなかった…。
監督:コラリー・ファルジャ 出演:マチルダ・ルッツ/ケヴィン・ヤンセンス
2017年仏国(108分)配給:アルバトロス・フィルム 
7月~シネマート新宿ほか一般公開  ©2017 M.E.S. PRODUCTIONS – MONKEY PACK FILMS – CHARADES – LOGICAL PICTURES – NEXUS FACTORY – UMEDIA

『CUSTODY/カストディ(英題)』JUSQU'A LA GARDE
                        会場:イオンシネマみなとみらい


第74回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した人間ドラマ
■離婚し10歳になる息子の親権を争う元夫婦。夫は妻が離婚の引き金を引いたと主張し、息子への面会権を勝ち取る。元妻の居場所を聞き出そうとする父に、息子ジュリアンは必死に嘘をついて母を守ろうとする。緊張感あふれる人間ドラマ。
監督:グザヴィエ・ルグラン 出演:ドゥニ・メノーシェ/レア・ドリュケール
2016年仏国(93分)配給:アンプラグド 2019年1月一般公開予定
(c)2016 KG Productions France 3 Cinema

『とてもいじわるなキツネと仲間たち』LE GRAND MECHANT RENAUD
                        会場:イオンシネマみなとみらい


オスカー候補にもなったクリエーターが描くフレンチ・ユーモアあふれるアニメーション

■田舎がいつも静かで平和とは限らない。ひよこたちのママになるキツネ、コウノトリを演じるうさぎ、サンタクロースになりたいアヒル…。愉快でユニークな動物たちがくり広げる風変りな日常。
監督:バンジャマン・レネール /パトリック・インバート
声の出演:セリーヌ・ロンテ/ボリス・レリンジャー 配給未定©.FOLIVARI/PANIQUE/STUDIOCANAL/RTBF/OUFtivi/VOO/Be tv

『マーヴィン、あるいは素晴らしい教育』MARVIN OU LA BELLE EDUCATION
                        会場:イオンシネマみなとみらい


『ドライ・クリーニング』『夜明けの祈り』のアンヌ・フォンテーヌ監督最新作
■マルタン・クレモン、本名マーヴィン・ビジューは田舎の小さな村、支配的な父親から逃げ出す。そして理解者を見つける。彼に演劇を紹介し、のちに彼を養子に迎える中学の校長マドレーヌ・クレモン。彼が自分の物語を紡ぎ出し再生してゆく道へと導いてゆく。
監督:アンヌ・フォンテーヌ 出演:フィネガン・オールドフィールド/グレゴリー・ガドボワ/ヴァンサン・マケーニュ/イザベル・ユペール 2017年仏国(115分) 配給未定©2017 LES FILMS DU POISSON – CINEFRANCE – FRANCE 3 CINEMA – VERSUS PRODUCTION – NEED PRODUCTIONS

『ブラッディ・ミルク』PETIT PAYSAN      会場:イオンシネマみなとみらい


カンヌ監督週間で特別上映され、セザール賞で作品賞ほか三冠に輝いた話題作

■農場と牛を受け継ぎ、獣医の妹、両親とともに生活するピエール30歳。しかし伝染病が発見され、自分の牛たちも感染していることに気づく。ピエールは牛たちを助けるためにどんなことでもする決意をする。
監督:ユベール・シャルエル
出演:スワン・アルロー/サラ・ジロドー/ブーリ・ランネール/イザベル・カンディエ2017年仏国(90分) 配給未定 ©︎2017 M.E.S. PRODUCTIONS – MONKEY PACK FILMS – CHARADES – LOGICAL PICTURES – NEXUS FACTORY – UMEDIA

<追加作品>

『モカ色の車』MOKA              会場:イオンシネマみなとみらい


ナタリー・バイ×エマニュエル・ドゥヴォス共演のサスペンス

■スイス国境近くに向かったディアンヌ。目的はただひとつ、息子の人生を狂わせたモカ色のメルセデスの運転手を見つけること。しかし真実は思いのほか複雑。その人物はどうやら女性で、人をひきつける魅力をもつ彼女は謎めいていて…。

監督:フレデリック・メルム―
出演:エマニュエル・ドゥヴォス/ナタリー・バイ/ダヴィッド・クラヴェル
2016年仏国(89分) 配給未定  © Pyramide Distribution

『世界の果て』LES CONFINS DU MONDE    会場:イオンシネマみなとみらい


ジェラール・ドパルデュー×ギャスパー・ウリエル共演の戦争ドラマ
■1945年インドシナ半島。若い兵士ロベールは兄を目の前で虐殺されるが、本人は生き延びていた。復讐に燃える彼は、暗殺者たちを探す極秘任務にひとりで出発する。しかし若いインドシナの女性に出会いすべてが変わってゆく。
監督:ギョーム・ニクルー 
出演:ギャスパー・ウリエル/ジェラール・ドパルデュー2018年仏国(103分)R18  
    © 2017 Les films du Worso – Les Armateurs – Orange Studio – Scope Pictures – Rectangle Productions – Arena Films – Arches Films – Cinéfeel 1 – Same Player – Pan Européenne – Move Movie – Ce Qui Me Meut

 






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